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間も無く受付を開始致します & アクティブシューター

#その他  #訓練   Tamura  2019/5/16

今回もまとめて更新致します。

1 ローターコンバット

2 未来世紀ジパング

3 アクティブシューター(戦術)

についてです。

 

1 LOTAR COMBAT本日18時より販売を開始いたします。

本日18時より、LOTAR COMBAT(ローターコンバット)製のフォールダーナイフの販売を開始致します。

 

今回ご用意した製品は5種類です。

1 AKRAV Gen .3 Tactical Folder

GRAY(ホローグラインド) ¥67,200(税込)

 

2 AKRAV Gen .3 Tactical Folder

GRAY(フラットグラインド) ¥67,200(税込)

 

3 AKRAV Gen .3 Tactical Folder

MCBK (ホローグラインド) ¥93,500(税込) (スペシャルモデル 1本のみ)

 

4 AKRAV Gen .3 Tactical Folder

MCBK (フラットグラインド) ¥93,500(税込) (スペシャルモデル 1本のみ)

 

5 AKRAV Gen .3 Tactical Folder

BW-TI(フラットグラインド) ¥93,500(税込) (スペシャルモデル 1本のみ)

 

本製品は、箱だしで凄まじい切れ味を誇ります。

グリップも滑りにくく、ベアリングの性能によるブレードの開閉もスムーズです。

研ぎやすいD2鋼で、ガタつきもありません。

実用面から見て非の打ち所がない製品で、自信をもってお勧めできるナイフです。

一生モノをお探しの方、是非お試しください。

 

ご購入は こちら(TOPページ)から

 

 

2 未来世紀ジパング

以前ご連絡させて頂きました、TV出演につきまして、情報出しOKが出ましたのでご紹介致します。

 

5月22日夜10時放送予定の、

テレビ東京 日経スペシャル 未来世紀ジパング

「知られざる特殊部隊に迫る」

の取材を受けました。

大きな事件等がない限り、22日に放送される予定です。

弊社のシーンは数分程度と思いますが、2日間の訓練取材を受けましたので、その場面が出る予定です。

 

田村装備開発の訓練の雰囲気が分かると思いますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

詳細は こちら から

 

 

 

3 アクティブシューター対策

公務員の方を対象に、戦術について述べようと思います。

その経緯につきましては、ここ数ヶ月、複数の警察官から、

「アクティブシューター対策」

についてご質問を受けてきました。

 

質問者が全員警察官ということもあり、オリンピックを控え、将来起こりうるテロ等に対する警察組織の喫緊の課題がアクティブシューター対策なのだと推測できます。

 

以下に述べる戦術は、とてもシンプルなものであり、仮に今後犯罪を起こす可能性のある人間が読んだとしても、何の問題も無いことですので、少しでも読者の方のご参考になればと思い、公の場で書くことにしました。

 

「アクティブシューター」と云ってもピンとこない方もいらっしゃると思いますが、最近の事件でいうと、2019年3月15日にニュージーランドで発生した「クライストチャーチモスク銃乱射事件」が該当します。

 

犯人はライブ中継をしながらモスクを襲撃し、50人が死亡、50人が負傷しました。

50人の死亡者のうち、その多く(41名)はアルノールモスクで射殺されましたが、犯人のライブ中継は約16分です。

 

つまり、この様な無差別殺傷事件は、犯人を早急に捕えなければ、死傷者が増え続けます。

 

そこで当局は、どのように行動するべきか?

 

特殊部隊員の到着を待っていては、死傷者は増え続けます。従って事件発生後、即座にヘリ等で急行できる即応部隊を編成しているのならば良いのですが、そうでない限り、現在の組織のシステム上、地域の交番・パトカー・機動捜査隊等が初動対応するしかありません。

しかし地域警察官や機動捜査隊等が戦闘に関わる高度な教育を受けているかというと、そうとは言えません。

 

仮に、一つの例として、

あるショッピングモールで事件が発生、特殊部隊の到着には30分を要する。その際に現場付近にいる練度の差がある者同士が連携するにはどうすればよいか?

 

そういった状況下(練度に差がある者達の編成)で、

1 どの様に味方との意思疎通を図ればよいか

2 どの様にクリアリングを行えばよいか

3 負傷している市民をどうすればよいか

4 アンノウン対策はどうするか

5 どの様な訓練を行えばよいか

等といったご質問を受けてきました。

 

まず、1・2につきまして、結論を述べます。

意思疎通は「犯人の居場所を教える」等といったシンプルなものに限定し、詳細は省きます。そして、難しいクリアリングは行う必要はありません。やらなくて良いです。

 

銃声や悲鳴が聞こえる方向や、市民の逃走経路から犯人の位置を推測し、そこへ全力疾走、犯人を見つけた者は、その位置を他の警察官に無線連絡する。そして、脅威排除に全力を尽くす、囮になるなど、臨機応変に対応する。以上です。

 

「そんな無茶苦茶な戦い方があるか!」

 

といった異論があるのは承知の上です。

決してベストな戦い方とは言えません。大きなリスクを伴います。

 

しかし、この様な事件で警察官が果たすべき目的は何か?

 

それは、一人でも多くの市民を救出することです。

市民の安全を守ることが警察官の使命です。

 

戦術を考える上で、絶対に忘れてはならないのは目的です。

 

高等戦術を用い、警察官が一人も死傷することなく犯人を制圧したとしても、時間がかかればかかるほど犠牲者は増えます。

 

しかし、いち早く警察官が現場に到着すれば、犯人の標的は警察官になります。

警察官は撃たれるかもしれませんが、その間に市民が逃げる時間を稼ぐことができます。

 

犯人の標的を「市民」から「警察官」にシフトさせること

 

いかに早くそれを行えるかが、被害者の数を最小限に抑える大きなポイントになります。

 

 

3の負傷者への対応につきましては、

酷な言い方かもしれませんが、人員に相当な余裕がない限り、脅威排除(犯人の制圧)が優先です。

犯人を制圧しない限り、新たな犠牲者が増えます。

一人を救出している最中に10名の犠牲者が出るかもしれません。

まずは脅威を排除することに全精力を注ぎ、余裕がある場合のみ、同時並行で負傷者の救出を行うべきです。

 

 

4のアンノウンにつきましては、

市街地やショッピングモール等の場合、基本的にほぼ全ての人間がアンノウンです。

そこで、通常行うようなアンノウン対策をしていては、犯人の居場所に到着するまでに相当な時間を要します。従って、公務執行妨害・正当防衛にあたる行為をする者を除き、無視して犯人の元まで走り抜けるべきです。

 

 

5の訓練につきましては、

部隊であればいつも装備しているもの、地域警察官であれば制服、拳銃・警棒等、普段身につけているもの、これらを着用した状態で、

 

1 200メートル全力疾走 × 数セット (走力を向上させます)

2 激動時射撃 (200メートルダッシュ・精密射撃3発) × 数セット (心肺機能に負荷がかかった状態での精密射撃を向上させます)

3 識別判断射撃 (誤射を防ぎます)

(距離やセット数は、自身の体力に合わせて自由に変えて下さい)

 

次に、

1 装備完着を素早く行う × 数セット (準備時間の短縮)

2 車両を手配しなければならない部隊は、操車との連携訓練 (車両手配の時間短縮)

 

これらが良いかと思います。

この訓練方法は、難しい戦技は一つもありません。

 

大切なことは、無理に難しい戦技を使用することではありません。使いこなせるシンプルな方法の方が良い結果を生みます。

 

素早く現場へ到着するために、日頃から操車との連携を図り、装備品の手入れを怠らず、直ぐに着用できるように訓練を行い、事案が発生した際は、現場へ急行し、現場到着後は犯人の居場所まで全力疾走し、犯人の攻撃対象を警察官に向け、その後は臨機応変に対応。

例えば、識別判断の後に、正確な射撃、又は制圧を行う等(射撃の場合は貫通弾を考慮し、角度をつける必要がある場合があるので、そういった訓練も必要です)

 

繰り返しになりますが、ここで説明した戦術は、警察官のリスクを伴います。しかし、市民のリスクは軽減します。

逆に、丁寧なクリアリングは警察官のリスクは軽減しますが、市民のリスクは増します。

これらを天秤にかけ、決断しなければなりません。

 

以上が質問者の方々に答えてきた内容です。

 

ただ、決して、

「警察官の命は消耗品だ」

と云いたいわけではありません。

 

予算に余裕があるのであれば、例えばドローンパイロットを育てておき、犯人の元にいち早くドローンを飛ばして、場合によってはぶつける等といった戦術が生まれるかもしれません。

又は、簡易的に使用できる小型盾を携行すれば、機動力を保ったままで負傷リスクを軽減できます。

そういった装備資機材の拡充は勿論のこと、自分が死なない為にも日々の訓練に力をいれるべきです。

 

上述しました訓練と合わせて、自由闘争における想定訓練を続けることが、目的に応じた臨機応変な行動、そして、自分の命を救うことに繋がります。

 

「必ず生きて帰る」

といった気持ちを強く持ち、日々の訓練に励むことが大切です。

 

以上、ご参考頂けましたら幸いです。

 

 

 

■ 田村装備開発 最新訓練動画 ■

・田村装備開発 株式会社 講師

代表取締役 社長 元埼玉県警察 警備部 RATS 田村 忠嗣

訓練教育部 部長 元陸上自衛隊 特殊作戦群 長田 賢治

顧問 元埼玉県警察 警視長 警備部長 齊藤 譲治

・招聘講師

元海上自衛隊 特別警備隊(SBU)先任小隊長 伊藤祐靖 氏

元フランス外国人部隊 野田 力 氏

元フランス外国人部隊 結城 健司 氏

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日本国籍を有した健康な方であれば、官民に関わらずどなたでもご参加頂けます。

 

 

田村装備開発(株)

商品HP http://tamurasoubi.co.jp

訓練HP http://www.tamurasoubi-training.com

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本社 埼玉県東松山市大谷4453

 

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