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擬装塗装 ワークショップやります。

#イベント  #訓練   Goto  2021/6/10

田村装備開発 五島です。

 

みなさん、普段お使いの銃やスコープなどは何色ですか?

黒いですか。そうですか。

今回は装備品の色と塗装のお話をさせていただきます。

まずは草むらや森林など自然の風景を見てみてください。

「黒色」

「直線」

「同一パターンの連続」

「平らな面」

「均一な表面」

「円や四角等の特徴的な整った形状」

これらの特徴はほぼ自然界には存在しません。もし山野でこういった特徴を見かけたとしたら、それは人間が作って持ち込んだものということになります。

逆に言うと、こういった特徴を消すことで人工物の所在を秘匿することができます。

銃器などは黒色で生産される場合が多く、また、民生品を軍事用途に転用した場合に迷彩効果が低いです。迷彩カラーの製品でも活動する環境によっては擬装効果を持たない場合が多いですね。いずれも人工物なので色に関わらず特徴的な形状が目立ちますので、行動する環境に合わせて擬装する必要があります。

ここで補足ですが、擬装というと「発見されにくくする」という効果を思い浮かべますが、その他にも「規模や種類を特定されにくくする」効果にも期待できます。

発見された場合でも擬装した装備品は印象に残りにくく、車両が何両あるのか・人員が何名いるのか・何を装備しているのかがわかりにくくなり、簡単に言うと敵の判断を誤らせます。

昔、戦車の砲身の前方部分のみ塗装を変え、短い砲身に見せる(種類を誤認させる)工夫を行なっていたそうです。

さて、擬装にあたっては行動する現場にある植生などを利用しますが、あらかじめ装備品にテープを巻いたり塗装しておくことでその効果を増大させる、または植生を用いなくても一定の効果を生むようにすることができます。(自然の材料を使わずに擬装が完璧になるわけではありません)

 

カモフォームなどのテープは手軽で効果も高いのですが、細かな部分には施工できず、徐々に剥がれてきますし、剥がれて落ちれば痕跡となります。また、水気を含んでしまい銃が錆びやすくなります。コストも高いです。

そこで塗装となるわけなんですが、塗装はとっつきにくい面がありますね。

缶スプレーだけ用意すれば色を付けることはできますが、正しく施工しないと失敗する可能性が高いです。

やり方を理解してしまえば難しいものではありません。いくつかのコツを押さえれば上手くいくようになります。

私が特に重視しているのは「準備」「下処理」「段取り」で、そこにひらめきで工夫を加えていきます。

 

また、擬装を考慮して塗装するには2色以上での塗装が望ましく、擬装のテクニック・ナレッジをもって正しく施工しなければ効果が得られません。

せっかく塗装して迷彩にしたのに、「なんか変」と感じることが多くあります。

この「なんか変」と感じる理由は「ツヤが出てしまっている」「直線が目立っている」などいろいろあると思いますが、変だなと感じた場合は塗装に失敗している場合が多いです。

最悪の場合、装備品の機能を阻害もしくは喪失させる失敗もありえます。

(私も過去に、スコープの左右転輪の表示を塗りつぶしてしまったことがあります)

 

こうした失敗をすると、元の状態には戻せません。この点が塗装のハードルを上げていると思います。(塗り直しはできますが、デメリットは多い)

 

擬装塗装ワークショップでは、どなたでも塗装の基礎から擬装塗装のテクニックまでを学んでいただけます。塗装したものは触指乾燥ののち、当日お持ち帰りいただけます。

正しく行なえば、塗装は楽しく手軽で効果が高いものだと感じていただけると思います。

しつこく言いますが、まったくの未経験でも、工作に自信がない方でも大丈夫です。講師がわかりやすくアドバイスし、部分的にお手伝いいたしますので、ほんとに掲載写真のような感じにはできます。

もちろんやり方によって写真とは異なる雰囲気にもできます。

お申込みページ※6/12 18:00から受付開始します

 

ワークショップの受付開始は6月12日(土)18:00からです。重要事項をお読みいただき、同意いただいたうえでこちらからお申込みください。

※小人数開催のためご参加枠に限りがございます。

 

料金¥20,000

※施設と機材の使用料、講習費、塗料等の資材料金、消耗品費を含みます。

定期訓練カード、特別訓練カードはご使用いただけません。

このワークショップは訓練ではありませんが、訓練年間会員様は半額でご参加いただけます。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

この記事を書いた人

田村装備開発(株)五島です。

製品情報や訓練に関すること、その他様々な記事を書こうと思います。

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